2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

C.kousa forma(品種)

亜種と変種と品種は非常にややこしいが違いがある。このブログの中でもゴチャゴチャになってしまっているので以後気を付けます。 とはいっても特徴の違いが亜種>変種>品種ぐらいにしか思っていないので詳しくは調べてみてほしい。 亜種=ssp(subspecies)…

種なしヤマボウシ

ヤマボウシの食用化に当たって大きな問題がある。 それはヤマボウシには複数種子ができること。可食部が少ないのに複数の種が口に残るのは近年の果物と戦うには致命的ではないだろうか。 ヤマボウシの実は単為結果性があるのか、おそらく受粉していない実が…

ヤマボウシの花芽

ヒマラヤヤマボウシ”マウンテンムーン”を購入したら花芽が付いていたので手持ちの品種の花芽を載せておきたい。 ヤマボウシ”ミルキーウェイ” ミルキーウェイの花芽 何故か2つに割れてしまったが大丈夫なのだろうか。凍害で2つに割れたのかと思ったが他の蕾も…

常緑ヤマボウシ”新月”

常緑ヤマボウシ”新月” www.j-green.info 常緑ヤマボウシ”新月”はどうやらホンコンエンシスとヒマラヤヤマボウシの交配種らしい。ヒマラヤ系の味見をしてみたことがないので何とも言えないが、ホンコンエンシスの味とヒマラヤの大実性が両方発現しているよう…

ヒマラヤヤマボウシ

ヒマラヤヤマボウシ Cornus capitata capitataの意味は頭「頭上花序の~」ミズキ科は大体そうだと思うが。 まずはこの動画を見てほしい www.youtube.com ヒマラヤヤマボウシの実はデカいと思っていたがこの動画を見るにイチゴぐらいはあるんじゃないだろうか…

シンボルツリーは不要

今日は死ぬほど暇だったので近所の住宅に珍しい植物でも植わっていないか探索するために散歩に出かけた。 最近の住宅、特に建売住宅なんかは異常に隣の家との距離が近い気がするが高いお金を出して購入した人達はこれで満足なのだろうか。もちろんそんなしょ…

Cornus nuttallii

Cornus nuttallii コルヌスナッテリー Cornus nattalli アメリカ南西部に自生するヤマボウシ亜属。アメリカに自生するヤマボウシ亜属といえばハナミズキだけかと思っていたが実の写真を見るとヤマボウシ系なのだろうか。別名集合果になるのが ※追記 写真を見…

実験場が欲しい

ヤマボウシは木本類のうえに、もともと巨大化する植物なので非常に場所をとる。なのでまず確保するべきは農地(土地)が必要になって来る。 自慢じゃないが実は使えそうな土地はある。クソ田舎のさらにクソ田舎にどこにも売れないような農地を相続していたの…

常緑ヤマボウシの品種:ホンコンエンシス

常緑ヤマボウシの園芸品種。ほとんどがホンコンエンシス系のものなのだろうか。 月光 花色:白 多花性の品種で木全体に花が付く。あまりに花芽が多いので頂点にも花が付き、枝分かれしやすい。収量増に期待したいが、多すぎて生理落果しないのだろうか。味も…

常緑ヤマボウシ

今、日本で購入できる主な常緑ヤマボウシの種は3種類。園芸品種名はまた次回。海外では他にも何種類か常緑のヤマボウシが流通しているようだ。常緑ヤマボウシとかトキワヤマボウシとか各種名で呼ばれたり、園芸品種名で呼ばれたり未だに名前の統一性がない。…

ヤマボウシの品種:ビッグアップルとロングデイズ

ビッグアップルとロングデイズはメジャーな品種のわりに品種の一覧みたいなのから外されがちな気がする。園芸界隈の品種名は品種登録されてないものでも適当にオシャレな名前や有用そうな名前を付けておけば特徴が誤差の範囲であってもコレクターが買ってく…

ヤマボウシの品種その2

今回は農林水産省の品種登録データから。 常緑品種は飛ばして次回以降に紹介します。紅富士とかかなり昔からあるんですね。 品種登録迅速化統合電子システム ”筑波の峰” 筑波の峰 いきなり聞いたことすらない品種。実生選抜品種で総苞片が細く剣型の特徴が著…

ヤマボウシの品種

品種改良において親となる材料を集めることが工程の80%を占めるとかどこかのサイトに書いてあったので主な品種の特徴をまとめておきたい。 英版wikipediaに簡易表があったので参考にしたい。 英版wikipediaより ”紅富士” 花色:赤 日本で作出された品種で赤…

最終目標

最終目標は品種改良 当ブログの最終目標として簡単なものでいいから食用品種を作出したい。そうはいっても農業のプロでもないし、理学部や農学部を卒業したわけでもないので知識は浅い。というわけで品種改良のやりかたから調べる必要があった。 食用ヤマボ…

ハナミズキ

ハナミズキについて ハナミズキ ヤマボウシに類似している花でおそらくヤマボウシより知名度があるハナミズキ。検索すると一番上に一青窈の歌の歌詞が出てくるぐらい知名度は高まっている。 近年、街路樹としても人気で公園や歩道でも頻繁に見つけることがで…

ヤマボウシとハナミズキとミズキと

ヤマボウシ ヤマボウシ 日本や中国、朝鮮半島などに自生する。総苞片の先が尖った手裏剣状。南北で総苞片の形に変異があるらしく、北では丸っぽく、南では尖るようだ。 ハナミズキ ハナミズキ 北米南東部に自生する。写真の花はピンクの品種だが白色の花をつ…

ヤマボウシの実

ヤマボウシの実の問題点 ヤマボウシの実には食用にするにあたって大きな問題点がある。 落葉性ヤマボウシの実 見た目が死ぬほど悪い。蓮コラ並みの集合体恐怖症発生装置だ。 ヤマボウシの本当の花は総苞片と呼ばれる白い花弁のようなものの中央にある丸い部…

ホンコンエンシス

中国原産のヤマボウシ”ホンコンエンシス” -園芸ネット様より 日本産・中国産のヤマボウシや北米産のハナミズキは落葉性にも関わらず、冬でも落葉しない常緑性。常緑性とはいっても耐寒性がやや弱く、紅葉し、時には落葉する。幼木のときはさらに落葉しやすい…

大実品種:ヤマボウシ”ビッグアップル”

ヤマボウシ”ビッグアップル” ヤマボウシを食用にするため調べるとすでに果実が大きく肥大するという品種”ビッグアップル”を発見した。 -園芸ネット様より 普通のヤマボウシに比べて中央の花の部分が大きく普通のヤマボウシの清楚な感じは全く無し。食用を謳…

ヤマボウシを食用に

一昨年、お金がないのに果物が食べたくなったのでその辺に生えてる果実を探すことにした。 インターネットで食べられる木の実を探して近所を散策してみた。どうせならあまり知られてない木の実を発掘したかったのでキイチゴ系は除外。 ムクノキ 甘みがあるが…