ヒマラヤヤマボウシ
ヒマラヤヤマボウシ Cornus capitata
capitataの意味は頭「頭上花序の~」ミズキ科は大体そうだと思うが。
まずはこの動画を見てほしい
ヒマラヤヤマボウシの実はデカいと思っていたがこの動画を見るにイチゴぐらいはあるんじゃないだろうか。重要ポイントである果実の大きさはとりあえずイチゴぐらいは欲しいと思っていたがいきなりクリアしてしまったのではないだろうか。
問題は味だがヒマラヤヤマボウシも食用になっているようで外国人がこぞってyoutubeに食べる動画をあげている。しかし、日本のヤマボウシと同じくやや苦みがあるようで改善点がないわけではない。個人的に一押しのホンコンエンシスだって何十個も食べ比べたわけではないので苦みがないとは言い切れないのが難点だ。
ヒマラヤヤマボウシの実を見るに完熟じゃないだけかもしれないが、あまり赤くならず実の水分も少なく見える。傷んだような色に見えるのもあるのは気のせいだろうか。
とりあえず最終的に欲しい形質は見た目がよく、大実で、味が良い、そんな都合のいい品種できねえかな~。そもそもhongkongensisやcapitata、kousaやchinensisに交雑性あるんだろうか。常緑と落葉の交配品種もあるし、アジアのヤマボウシと北米のハナミズキでも時々稔性があるF1生まれるらしいしきっと大丈夫でしょ。
ついでにヒマラヤヤマボウシの品種
ヒマラヤヤマボウシ”マウンテンムーン”
ヒマラヤヤマボウシの選抜大輪品種。黄緑~黄色系の花が咲く。
ヒマラヤヤマボウシ”金陽”
黄色みが強い品種。
ヒマラヤヤマボウシ”陽光”
大輪種。
どの品種も情報が少ない。大輪品種であったり、総苞片の黄色みの強さが強調されている。各品種の差異が非常に気になるところだ。やはり両方中央の集合花が大きく見える。他の特徴は通常の常緑ヤマボウシよりも葉が細長いことだろうか。
次回に続く。