種なしヤマボウシ

ヤマボウシの食用化に当たって大きな問題がある。

 

それはヤマボウシには複数種子ができること。可食部が少ないのに複数の種が口に残るのは近年の果物と戦うには致命的ではないだろうか。

ヤマボウシの実は単為結果性があるのか、おそらく受粉していない実が落果せずに色づいていた。昨年開花したビッグアップルはすべて結実し、公園のヤマボウシを観察した結果、受粉していない実は肥大が控えめであった。代わりに種子は入っていなかった。

※要検証 思い込み説濃厚

 

種を無くす方法としてコルヒチン処理による3倍体の作出を考えていたが、単為結果性がある作物をわざわざ3倍体を作出する意味があるのだろうか。同じように種子ができないだけで果肉は肥大しないのではないかという不安がある。とりあえず作ってみるというのも大事だと思うがコルヒチン処理を行ったあとに組織培養を行う必要があるがその辺も全く方法を考えていない。オートクレーブを使ったメリクロン培養なんてまったく想像がつかないが詳しく調べていく必要があるだろう。

 

f:id:hongkongensis:20200330213021j:plain

謎の芽生え

中身が思いつかないので写真でごまかそうかと思っていたが写真がないので今後写真を撮り次第追加しておきます。情報が少ない木なので写真だけでも有意義でしょう。昨年食べた後適当に埋めといたヤマボウシ?の芽生えの写真でごまかしておきます。いろいろ埋めたけど葉脈がホンコンエンシスっぽいです。

 

次回に続く。