常緑ヤマボウシ”新月”
常緑ヤマボウシ”新月”
常緑ヤマボウシ”新月”はどうやらホンコンエンシスとヒマラヤヤマボウシの交配種らしい。ヒマラヤ系の味見をしてみたことがないので何とも言えないが、ホンコンエンシスの味とヒマラヤの大実性が両方発現しているような都合のいい実はできないものだろうか。
ホンコンエンシス”月光”との交配品種でヒマラヤ側は”マウンテンムーン”との記述と”陽光”との記述があるがどちらなのだろうか。大輪品種と書いてあるが大輪系にも見えるし、黄色みが強い品種にも見える。
新品種のようでまだ流通が少なくあまり情報がない。肝心の実の画像が見当たらないため判断がつかない。他の種間雑種系統の実についても情報があまり書かれてないのは何故だろうか。通常のヤマボウシ・常緑ヤマボウシの販売サイトなどでは「秋には赤い実がなり食べられます♪」みたいな個人的には非常に都合の悪いセールスポイントが書いてあるのだが。
種間雑種にありがちな不稔性や果実の肥大が起きない特性でも起こるのだろうか。やはり個人で購入してみるか、もしくは交配種を作出するしかないのだろうか。ヤマボウシの小さすぎる花で自家結実を防ぐ方法を考える必要があるな。
ともかく”新月”を購入して特性を確認してみたいが新品種のため値段が高すぎるのと大株しかないのが躊躇される。
次回に続く。