ヤマボウシを食用に

一昨年、お金がないのに果物が食べたくなったのでその辺に生えてる果実を探すことにした。

インターネットで食べられる木の実を探して近所を散策してみた。どうせならあまり知られてない木の実を発掘したかったのでキイチゴ系は除外。

 

ムクノキ

甘みがあるが後味がめちゃくちゃ悪い。酸味のある甘納豆みたいで種が大きい。

 

エノキ

こし餡みたいな味がするけど食べるところがめちゃくちゃ少ない。

 

ハマナス

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トマトみたいな見た目で味がほとんどしない。あまり記憶に残ってない。

 

マテバシイ

どんぐり。食べられる味だけどフルーツ感がないので除外。

 

 

色々食べたみたけど普通に想像する果物・フルーツ感がある木の実はすでに一般化して販売されていると思う。一般的に食べられていない木の実にはやはり理由があった。

甘みが少ない、食べるところが少ない、何かしらの致命的な弱点を持っていた。

 

そんな中で、食べられる木の実一覧に載っていたヤマボウシが公園に植わっていたのを発見。夏頃まだ熟れてないヤマボウシを食べてかなり苦かったので候補から外していたが食べてみると未だかつてないポテンシャルを感じた。中央の種周辺の甘みは強めだが、外皮の近くはザラザラした感触が強く渋みもあった。しかし、公園や藪に生えてる木の実類でこれほど南国フルーツ感があるものがあるだろうか?

 

インターネットで調べるとカキやビワに似てるとも書いてあるが、一番近いのはマンゴーだと思う。

 

その年はあまり食べられなかったのでとりあえず苗木を買った。

大実品種:ヤマボウシビッグアップル

次回に続く

これまでの写真をもっと撮っておけばよかった。