ホンコンエンシス変遷


ヒマラヤの花粉で受粉させてみようかと思っていたのに先にホンコンが咲いてしまったのでミルキーウェイに引き続きホンコンエンシスの変遷を。

3年目にしてようやく花芽がたくさんついたのに凍害かアブラムシか、多くの総苞がよじれて咲いてしまった。

 

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1月ぐらい

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3月ぐらい

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苞が発達してきた4月

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5月ぐらい

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6月になって急速に発達

 

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開く前に総苞に斑点がついてしまった

 

急激に本花の花芽が分化した。

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普通のヤマボウシより花数が多い

 

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総苞の縮れや欠損に関係なく開花した

 

予想だにせず急激に開花してしまったホンコンエンシス。近所のホンコンエンシスを見るに総苞の縮れが起こっているのはウチだけのようで、当初は普通に発達していたこともあり原因はアブラムシなどの害虫によるものの可能性大である。なにより4月の新芽がよじれ、今現在蟻が来て蜜を舐めている。苞や葉はくれてやるのでせめて受粉の手伝いだけでもしてほしいものだ。

 

昨年は目視できるぐらいアブラムシが沸いていてせっせと駆除したが、今年はそれほど見当たらないにも関わらず、葉や苞に上記の被害が見受けられる。普通のCornus kousaと同じくアブラムシを引き付けるものがあるのだろうか。今後の対策を講じる必要がある。

 

せっかく咲いたのでミルキーウェイと同じく人工授粉を試みたが何故かあまり花粉が筆につかなかった。多い葯では大量に付着するのに開いたばかりの花の葯ではほとんど付着しない。2日目の明日再チャレンジしてみたい。

 

上で少し触れたがホンコンエンシスの花芽からさらに本花の花芽が急激に分化したがこの状態のことをなんと言えばいいのだろう。

 

ようやく花が咲いたかと思ったがよくわからないことが増えただけのような気もする。

ビッグアップル結果1年目は失敗な味だったがホンコンエンシス結果1年目はまともな味の実がなることを期待したい。

 

次回はヒマラヤだと思う

 

次回に続く